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利用者ブログ
端でみんなの話を聞いていることしかできない

昨日、発達障害を調べていて思ったんだけれど、ぼくは自閉スペクトラム症(ASD)なんじゃないだろうか。

人とのコミュニケーションの取り方がわからない。2人で話すくらいならなんとかやり過ごすことができるけれど、3人以上になると全くのお手上げで、端っこでみんなの話を聞いていることしかできない。(そしてそれはとてもつまらないし、かといって話の内容にも興味がないので、発言したいとも思わない)

一人で過ごす時間がいちばん好きだ。SNSでのやり取りくらいならできるけれど、実際に会おうとなると、嫌になってしまう。時間と距離が離れていて、自由なタイミングで、ネット上で少し言葉を交わすくらいでじゅうぶんだ。だからスマホがなくても、あんまり困らない。(電子マネーだけで大丈夫)

うつ病、強迫性障害(確認)、てんかん、であることは間違いないんだけれど、精神障害って病名を判断するのが難しい。外見からはわからないから。

病名がついて、自分は〇〇だからこうなんだ。とラベルを貼ることでどんどんそっちの方へ行ってしまうのも、注意しないといけない。

人って一人ひとりみんな違うから、そもそもの基準がなくて困ってしまう。自分の意識しか体験できないから、健常者の意識と違うとか、比べようがないよね。脳波を測れば違いがあるのかな。

自分的にはこれは無理だ、しんどすぎる。っていうことも、誰かにとっては、呼吸をするのと同じくらい無意識で、何の苦もないことだったりする。(ぼくは絵を描くのは得意じゃないけれど、文章だったら苦もなく書けます)

ぼくは、コロナ禍で世の中が停滞していた時も、生活が変わらなかった。時々、在宅で仕事をしたくらいの変化だけ。

どこにも行かないし、誰とも会わないし、食べ物や洋服のこだわりもない。本でもあれば、延々と退屈することなく過ごしていられる。

それを負い目に感じることもないし、誰にどう思われていようが関係ないので、自分の好きなスタイルで暮らしている。

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関 宏貴

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長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。