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利用者ブログ
就労支援事業所から、今度はどこへ行くか

就労支援事業所というと、一般就労へのステップアップがアピールされたりもしますが、必ずしも一般就労へいかなければならないというわけではないです。

【就労移行支援】は移行することが目的なので、2年までという期間があります。

しかし【就労継続支援(A型、B型)】は、一般就労へ行くことも可能ですが、継続することも目的なので、特に在籍期限は決められていません。

ぼくは3年半ほど通わせていただいてます。ベストライフの中でも勤続年数が長いほうだと思います。
健康面に不安定な要素がありますし、今の働き方が、いちばん無理なく、自分らしくいられるので、一般就労への移行は考えていません。得られる収入の範囲内で暮らしています。

ステップアップしていくのだから、一般就労の方が、ランクが上だとも考えていません。社会の中にランクなどありません。誰もが、社会を構成する大切な一人です。
なので、一般就労へ送り出した人数が多い事業所が優れた就労継続支援事業所だとも考えていません。

身体と心に自信がついて、お金をもっとたくさん稼ぎたい、さらにいろんなことをやってみたいのであれば、一般就労も良い選択肢の一つだと思います。

先日、フリーランスのライターになると言ってベストライフから転職されていった方もいらっしゃいました。独立するというのも、良い選択肢だと思います。その方は、ベストライフにいる時から、出版社の方とやり取りしてお仕事をしていましたし、そういったご縁や人脈を活かしていくのもとてもいいと思います。

他にも、事業を始めるという選択肢もあると思いますし、学校へ行ってもっと学ぶというのもいいと思います。

そういったやってみたいことへのきっかけを見つけるためにベストライフに来てくださっても大歓迎です。

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関 宏貴

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長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。