e-Sportsで使われるパソコン(ゲーミングPC)は、どうしてあんなにも光っているのか、ぼくの中ではずっと謎だった。
形も派手だし、本体の一部が透明だったりする。そしてやたらと大きい。
(スマホやノートパソコンに使われている基板のサイズを知っていると、ゲーミングパソコンの大きさは奇妙に思えた。冷却のためだったんだね)
ベストライフに入社したばかりの頃、創業初期で機材が決まっていなかったので、とりあえずこれを使ってくださいと言われたのが、ゲーミングPCだった。
電器屋さんで見かけたことはあったけれど、触ってみるのは初めて。
マウスが光っている・・・キーボードも・・・。
しみじみと眺めてみる。
マウスパッドがすごく大きい、、、これはマット?
それに、あんまり見たことないディスプレイ。
ぼくはそんなゲーミングPCを使ってWebサイトを作っていた。
今考えると、すごく贅沢。
ゲーミングPCは処理性能が高い。
高性能なパソコンって、ゲームのために作られているんじゃないかと思うくらいに、負荷がかかる。高精細なグラフィックをリアルタイムに動かすから。
他に高速な処理が必要なのは、Live2Dや動画編集、科学分野の大量演算あたりだろう(ワークステーション、もしくはスーパーコンピュータに近い領域)
性能が高いということは、やはり価格も高くなってくる。
ベストライフはe-Sportsに参入しているし、Live2D、動画編集もやっているので、高性能なパソコンをたくさん導入している。(頑張ってます)
ぼくのように、テキストを書いているくらいの作業であれば、どんなパソコンでも大丈夫なのだ。
そんなゲーミングPCなんだけれど、最近だんだんと興味が湧いてきた。
機械ではなくて、コンテンツから興味を持ったのがきっかけ。
そう、家電量販店で、デモをしているファイナルファンタジー14の映像に感動したのだ。
あ、ここまで高精細な表現ができるんだ、と驚いた。(まあ、オンラインゲームなので、家庭用ゲーム機からテレビに直接出力するゲームの方が高精細にしやすいというのはあるのですが)
この時ぼくはSwitchしか持っていなかったので、パソコンのきれいな画面の凄さに見入ってしまった。
こんな世界があるんだ! と思ったのがきっかけで、シンプルが美しいよね、という考え方が壊れてきた。(ずっとMacユーザーなのです)
そうしたら、派手に光っててもいいじゃないかと思えるようになってきた。
クリスマスツリーや看板なども光っていてかっこいいものがあるではないか。
長いのでつづく
関 宏貴
長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。