利用者ブログ
フィードバックをもらえることの利点

フィードバックをもらえるというのは、とてもありがたいことだ。
一人で仕事をしていて、それがクライアント向けではなく、自社のものだと、何も言われずに続いてしまうことがある。
批判的な意見だと、時には耳が痛い。
自分に足りていないことを指摘されるからだ。
でも、足りていない部分は、これから伸ばせる余地がある部分とも言える。
何も言われないと、洗練されていく機会を失う。ユーザーの利便性に十分配慮できていないまま、独りよがりのものが取り残されていく。
マンネリ化するし、製作者も技術向上がないままになる。自分では満足できても、なぜ競争力がないのか理解できないままになる。
逆に多くの人の手が入りすぎると、統一性が失われて、さまざまなスタンダードが林立することになって、これもこれでユーザフレンドリーではなくなったりする。
難しいものだ。
フィードバックに応じて四苦八苦していくうちに、気づいたらすごいレベルに到達していたりする。簡単には真似できない実力になる。
人がたくさんいるところで働くことの楽しみでもある。

関 宏貴

長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。