
政治を見ていて思うのは、変えられる立場の人が実行するだけで、実際に変わるということ。今だとアメリカがわかりやすい。
日本でも、コロナ禍の時に、省庁などで印鑑によるたくさんの承認がないと、物事が動かないという状況になった。
その後、印鑑はやめましょう、となってやめることができた事例があった。
いったい、何回自分の名前を書かなければならないんだ、と書類手続きの時に感じたことない?
あれって、そういうことにしようって決めてる人がいるんだよ。
ルールだから、となっているものは多くて、トップがリードして決めれば変えられる。
権力を持つ者が行動を起こすには、まず国民の声や社会のニーズを正確に捉える必要がある。
でも、今の日本では国民の声は完全に無視されている。
課題は山積しているけど、「実行には政治的リスクや利害関係の調整」がつきまとう。これはこうすればいいじゃん、という単純な論理だけでは動かせないことが多い。いろんな立場の人がいるから。
それでも、歴史を振り返れば、勇気あるリーダーの一歩が社会を変えた例は多いよ。
問題は、実行する立場の人が短期的な人気や支持率に囚われがちなこと。
長期的なビジョンを持ち、国民と対話しながら具体策を進めるリーダーが求められる。
自分の欲や、関係者だけしか見えていない人はふさわしくないだろう。
国民もまた、投票や意見表明を通じて変革を後押しする必要がある。
政治は遠いものではなくて、私たち一人ひとりの参加が大切。
現状では、ちょっと投票率が低すぎるよね。放っておくと、自分が経済的に困ることになるよ。
なんでお米が高いのか。お給料が全然上がらないのか。情報を集めて考えてみて。
最先端だった日本は、今ではすでに貧困国なんだよ。
他の国々が成長していく中、日本だけ30年間立ち止まっている。
変えられる人が動くためには、まず私たちが声を上げ、行動を促す。
社会は、実行者と国民で一緒に作っていくんだから。

関 宏貴

長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。