
通勤は大阪のペースに流されてしまってけっこう大変でもあるけれど、ネットを眺めているだけではわからない社会の様子がわかる。
体が鈍らないようにするためにも、社会との接点があると、程よい緊張感を得られて良い。
スマホで情報を集めて全てをわかったような気になっていたけれど、現地に行かないとわからないことはたくさんある。
ぼくはインドア派なので、家から出るのをおっくうに考えがちだ。でも、家の近くの自動販売機に行ってみるだけでも、ずいぶん開放的な気持ちになる。
最近は、温かい飲み物が自動販売機からすっかりなくなって、冷たい飲み物ばかりになった。それだけでも、季節を感じる。缶コーヒーを片手に、近くの公園を眺める。
子供たちは、心から楽しそうに遊んでいる。ぼくも小さかった頃、公園って楽しかったな。今ではすっかりベンチに座ってゆっくりする場所に変わってしまった。
がっつりやらなきゃ、と考えて、気が重くなってやらないより、ちょっとでもやった自分えらい、と思えた方が、物事は前に進む。
やり始めないとやる気はでない、という研究があって、みんな思い当たることがあるのではないだろうか。
何気なく始めてみたら、ハマってしまって、気づいたら1時間経っていたことがあるだろう。片付けをしているときに、本のページをめくってみたら、読み耽ってしまったりとかね。
仕事も同じで、完璧を目指して苦しむより、とりあえず仕上げちゃって、直すほうがうまくいく。ぼくもブログはばばーっと書いてから直しているよ。

関 宏貴

長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。