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利用者ブログ
静かで、決して表には出てこないけれどすごい人

やっぱり、声が大きい人の意見が届くんだろうか。選挙演説を見ていて思った。

勢いよく、情熱を持って有権者にアピールする候補者たち。そのうち声も涸れてくるくらい激しく選挙戦を戦っている。

ぼくが選挙に出たら、静かな演説をしそうだなぁと想像した。闘病で疲れて気力がないことも大いに関係しているんだろうけれど。

今、こんなことが起こっていて、これってここに問題がありそうな気がするんです。それならこう改善したらみんなにとってよくなりそうですよね。

でも、静かな情熱って見えづらいから不利なんだろうな。この人、議会のパワーゲームの中で、反対者を押し切れるんだろうか、って思われるよね。

ほんと、いろんな立場の人がいるから、自分や周囲の人が考える正論が、多くの人の正論と同じとは限らない。

昨日、何気なくネットニュースのコメント欄を読んでいたんだけれど、時々、これこそ核心をついていて公平な解決方法なんじゃないか、と思わせてくれる意見ってあるんだよね。

他の意見と同じ大きさで伝えてくれる。

この文章もそうだけれど、文字って落ち着いて推敲もできるし、静かな人にとっては考えを伝えやすいコミュニケーション方法だ。

インターネットが主張を拡大してくれるから、穏やかなまま伝えられる。

世の中には、目立つことはなくてもすごい才能を持った人たちがいる。特に目立つことを望んでいないし、それを使って影響力を持とうともしない。

ただ自分らしくあること。静かだけど、考えて思考が深い人。そういう人たちに興味がある。

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関 宏貴

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長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。