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就労継続支援A型へ入るっていうのは、社員になるっていうこと?

就労継続支援A型事業所は、一般の企業で働くこと(障がい者枠での雇用含む)が難しい、障がいや難病のある方が、雇用契約を結んで働きながら、一般就労を目指す場所です。
もしくは、一般就労への移行はせずに、無理なく働き続けるための場所でもあります。
ここで働く皆さんは、事業所と雇用契約を結びます。でも緊張しなくて大丈夫です。
これは、一般的な会社の「正社員」とは異なり、「パート」や「アルバイト」といった形での雇用です。
就労継続支援A型という福祉サービスの利用者さんであり、事業所に入るので、入社ではなく、入所と呼んでいます。
労働時間や日数に制限があり、それに合わせて給与が支払われます。
まずは週に3日〜、1日4時間勤務です。
スキルやご希望に合わせて、だんだんと増やしていくご相談も可能ですが、しばらくはペースを保って慣れていきましょう。続けていけることが大切です。
時給制となっていますので、遅刻、早退、欠席の場合は、その分のお給料が発生しません。実際に働いた時間数×時給がお給料になります。
時給は、一般と同じく地域の最低賃金以上(例えば大阪は時給1150円〜)が保証され、雇用保険に加入できます。
社員ではなくパート・アルバイトという形は、それぞれの体調や障がい特性に合わせて、無理なく働くためであり、焦らずステップアップしていくための大切な一歩です。
まずは、あなたに合ったペースで、働く経験を積むことから始めてみませんか。