利用者ブログ
気が動転することがけっこうある。

ぼくは、障がいの不安とストレスが限界を超えると、気が動転する。
この「気が動転」っていうのを、うまく周りの人に伝えるのが難しい。これを気が動転と言っていいのかもよくわからない。
パニックになる、というのが近くて、何をどうすればいいのか分からなくなったり、やたらとそわそわする。
強い不安が一気に押し寄せ、感情のコントロールが難しくなる。
心臓がドキドキして、心拍数が速くなって、汗をかく。
どうすればこの状態から抜け出せるのかわからない。落ち着かないけど、落ち着かせたい、なんとも言えない気持ち悪さ。
何かに集中できると気がまぎれることがあるんだけれど、読書も効かなくなってしまった。
散歩もあんまり効果がなかったし、YouTubeもいまいちのめり込めなかった。
先日は、音楽を聴きながら、大声で歌ってみたら、落ち着きを取り戻すことができた。
パニックになると無力感を強く感じる。特別な能力はなくていいから、せめて普通にしていられるだけの健康が欲しいと思う。
健康になれたらどれほど幸せかって思う。普通に社会生活送るだけでいいなら、できることがかなり広がりそう。

関 宏貴

長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。