
過去へも時間は永遠に遡れるし、未来へも永遠に時間は続く。
その中で与えられた100年ほどの人生なので、特に使命や意味なんてなくて、好きに過ごせばいいと思う。やらなければいけないことなんてないよ。できるだけ楽しいことで満たせばいいと思う。
宇宙が始まる前は、無だったかもしれないし、いつか終わりを迎えてまた無に戻るのかもしれない。
そもそも時間は過去から未来へ流れているなんてものは幻想で、ただただ今があるだけなのかもしれない。
それでも、実際に今、ぼくらには意識というものがあって、食べたら美味しかったり、悲しかったら泣いたりする。よくわかんないけど、感じている、という事実はあるみたい。
そして、一人ひとり、自分っていう存在がいるようだ。
生まれたことが始まりで、死ぬのが終わりと思えるけれど、どうなんだろうね。
無から生まれることができたのは、なぜなのかわからないし、死んで無に戻っても、それがずっと無のまま続くのかもわからない。不思議すぎる世界に、ぼくらは生きている。
人生一度きり、なんていうけれど、 それって今のところそう観測されているだけであって、 宇宙ができてからの年月なんて、永遠に比べたらごくわずかの短い時間だよ。
この先も永遠の時間があるなら、再誕の可能性も永遠にあることになる。
先人の作った考え、ルールに身を委ねすぎてしまうのは危険だ。そもそもそんなものはなかったのだから。
あなたは誰かの評価にさらされなくったっていい。こう言われる、こう思われるっていうのは、他人を基準にしているよ。
自分の主導権は、自分で持っていてほしい。どうか、びくびくしないで。
無理して相手に、気に入られなくったって、他の道もあるよ。
こうするべき、なんて、誰かの考えに過ぎないから自信を持って、自分の考えていることを言えばいい。

関 宏貴

長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。