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利用者ブログ
大切なものは考える中にある

7月に入ったけれど、今年はまだ暑さがましだと思う。自律神経が少し落ち着いてきたのだろうか。

交感神経がずっと優位だと、とにかく暑く感じる。体感でいうと、今の1.5倍から2倍くらいは暑い。滝のように汗が流れ続け、心拍数も速くなる。常に100前後を行ったり来たりしている。(ぼくは腕に活動量計をつけている)

だから、これまでずっと暑さに苦しんできたことを思えば、今あまり汗が出ないだけでもずいぶん楽だ。最近の心拍数は80前後。できれば70くらいまで落ち着いてくれるといいなと思っている。

ただ、いざ「心拍数を測るぞ!」と活動量計を見ると、緊張してどんどん上がってしまう。大丈夫かなと気にするほど上がってしまうようだ。本当にむずかしい。

そんな中で、最近「案ずるより生むが易し」ということわざにはまっている。人間が作業できるスピードにはある程度限界があって、コンピュータ並みにはいかないと感じることが多い。YouTubeで作業系の動画を見ていてもそう思う。

作業が速い人は、決して手を抜いているわけではなく、始めるのがとにかく早い。「どうしよう、うーん」と考えている時間がほとんどなくて、とりあえず歩き出し、課題の前に来てからようやく考え始めるようだ。

ぼくは、本を手に取るときでさえ、「今読みたい気分かな」と考え込んでしまうことがある。でも最近は、考える前にとにかく手に取って読み始めることにしている。つまらなければ閉じて、次にいけばいい。やるかやらないかを迷って止まっていても、結局何も進まないのだから。

昔の人はすごいと思う。今と比べて情報量は圧倒的に少なかったはずなのに、真理に辿り着いていることがとても多い。つまり、真理というのは膨大な情報の中から発見するものではなく、じっくり考えることの中にこそあるのだろう。

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関 宏貴

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長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。