心療内科の医師との距離感はむずかしい。わかってもらえてないなと思うことがある。伝えたいと思ったことをメモしておかないと、診察で言い忘れたりする。
昨日が通院日だったんだけれど、医師は病状が良くなってきていると言う。ぼくの実感としては変わっていないので、そのズレがつらい。薬が少し減った。
薬で現状維持されているのではないかという疑念が湧く。これを飲まなくても、ぼくの状態は変わらないのではないか?
でも、勝手にやめても離脱症状が出るから厄介だ。
昨日は体調が悪かったのか、コーヒーを飲んだから、不調が10倍くらいに膨らんでしまった。時々こうなる。カフェインが作用しすぎているんだと思う。
ただでさえ交感神経が優位になっている。ちょっとした音にもびっくりする。気が張っている。心療内科の順番呼び出しのベルにすら飛び上がって反応してしまった。
気の張りは、心拍数にも影響していると思うし、汗をかく分量が半端じゃない。夏とはいえ、みんなが汗をかくほどではない状況でも、ぼくだけ滝のような汗をかいているから不思議に思われる。
この暑い状態に慣れているから、調子が良くてリラックスできている時は日差しがほとんど気にならない。むしろ今日は涼しいなぁとか思ったりもする。それくらい過酷な状況の中にいる。
つらい時は急に弱気になる。こんな状態でやっていけるわけがないと思う。一度弱ると、正気を取り戻すまで6時間くらいかかるのが最近わかってきた。この時間を耐え忍ぶのがとてもつらい。

関 宏貴

長野県生まれ。ベストライフなんば利用者。 地球を冒険してから、京大、Appleなどで働き、ベストライフに辿り着く。 うつ病、強迫性障害、てんかん、ASD、HSP。ささやかでシンプルな生活を好む。 ベストライフで書いた著作に「HSPさんが自分の魅力に気づくための15のヒント」がある。